トキまち整体は店主である庭野遥佑の幼少期や、
整体を通してお母さんたちから産後の悩みを聞いた中で、産前産後への想いが強くなりました。

それぞれの背景を言葉にして書いたので、最後まで読んでいただけたら嬉しいです。

母親に笑顔でいてほしい

「ごめんね」

これは私が幼い頃に母親からよく聞いていた言葉でした。

私の両親は仲が悪かったわけではなかったのですが、
些細なことですぐにケンカするような両親。

大人になった今となってはケンカの状況も分かり、
なんでケンカをしているのかを分かっているから気にしないし、止めることができるようになりました。

しかし幼い頃に見ていた両親のケンカは状況も分からないし、
揉めている姿がとても辛くても、早く終わってほしいと黙っていることしかできませんでした。

そしてケンカが終わる時はいつも状況を見かねた母親が一歩下がり
気まずい雰囲気で終わります。

どこか悲しそうな母親の姿をみて私は、元気を出してほしい、笑ってほしい
そんな風に思っていました。

母親の「ごめんね」が悲しかった

しかし子どもの頃にできることは限りがありました。

手を繋いだり、明るく話しかけたり、そばにいたり。
大人みたいに話を聞く、アドバイスをするといったことはできません。

すると母親がいつも言うことは

「ごめんね」という言葉

まだ幼い頃の私は、”元気を出してほしい”  ”笑ってほしい”と思っていただけなのに
謝られるのはすごく悲しかった記憶があります。

それは

母親を元気にすることができなかったこと
ごめんねと言わせてしまったこと
何で元気にさせられなかったんだろう
何で笑わせてあげられなかったんだろう
何もできなかった自分に悲しさを感じました。

”ごめんねじゃなくて元気になってほしかった”

お母さん達から聞いた産後の悩み

そして大人になってからは専門学校を卒業して整骨院に勤め、
産前産後の方に携わる機会が増えていく中で、子育ての悩みを聞くこともありました。

そこでよく聞いてたのが、

「気持ちに余裕がないとすぐ子どもを怒っちゃう」
「些細なことなのにイライラする」
「怒った後にハッとする」
「何やってるんだろうと情けなくなる」
「あの時ああしてあげれば良かったと思うことが多い」

気持ちに余裕がなくなってしまい、子どもに対して怒ってしまうことが増えたり
些細なことでイライラしてしまったりするということ。

そういう話を聞くと
なんとなく子どもの頃に感じていた自分を思い出しました。

”お母さんに笑ってほしい”

でもお母さん達は怒りたくて怒ってるわけじゃないしイライラしたり、落ち込んだりするのも
そうしたい訳じゃないけどそうなってしまうという、お母さん達の理由もあるんだなと考えるようになりました。

体の悩みを減らすことで、気持ちにゆとりを

理由は色々あるかもしれませんが、
産前産後のタイミングでは、特に体の悩みのことが増えると思いました。

体の痛み、出産後の骨盤のこと、育児での負担 など

そこで自分が産前産後の整体師として体の不調や不安を解消することで、
日常生活での痛みが減って、体の悩みも減って、
結果として気持ちにもゆとりが生まれるのではないかなと考えました。

それがお母さん達が子どもとの時間をゆとりのある気持ちで過ごせ、
子どもにとっても笑顔のお母さんと過ごせるのではないかと思っています。

「体の痛みが出たら行こう」
「体の悩みがあったら相談しよう」

トキまち整体はそんな頼れる場所でありたいと考えています。

産前産後の悩みや不調が解消されたお母さんたちが、

「ごめんね」
「あの時にああしてあげれば良かった」

そんな風に後悔してしまう時間を減らしていきたいと思っています。

トキまち整体はそんな風に心身からサポートできる場所であり続けます。