「先生も痛くなるんですか?」というご質問

患者さんからよくあるご質問
「先生って肩こりとか感じるんですか?」
「普段から姿勢良さそうだから痛みとか感じなさそう」
そんなことを言われることがあります!

私はいつも正直に
「肩も凝るし、痛みも感じますよ〜笑」
とお答えしています笑
感じませんよ!なんて言えば先生らしいかもしれないですが、自分にとって痛みが出たり、肩が凝ったりするのも、教える立場として経験することは大切だと思っているから正直に言ってしまうんですよね。


ただ、姿勢のことや痛みについて人に伝えていく立場として、肩が凝らないように姿勢の意識や、痛みが出ないようにトレーニングなどをして予防は常日頃から気をつけていることです!
経験が必要だからといって、姿勢が悪くてセルフケアができない人に、何も教わりたくないですよね笑
私は新人の頃からそう思っていました!
先生という教える立場である以上、しっかり見本にならなくては!と。

しかし痛みの経験は大切といえ、昔やってしまったぎっくり腰は不可抗力でした…。

専門学生の頃に初めて友人とスノーボードに行った時、ボードを教えてくれた友人が
「とりあえず滑って、転んで慣れれば滑れるようになるよ」
と、とても原始的なアドバイスをしてくれて、それ通りに何度も何度も転んで体で覚えることに。

そして後半にかけて徐々に慣れてきたと思い、少し勾配が強いところにチャレンジしたのですが、そこで思いっきり転倒して、腰を負傷。
動き出しで”ピキッ”っとするような鋭い痛みだったので、動くのが怖かったの覚えてます…。
※この腰の痛みで「自分はなんてことをしていたんだ…」という経験があるので、その経験談も後日お伝えします!笑



この腰の痛みは時間の経過とともに落ち着いたのですが、社会人になってからは違いました。

学生の時はある程度体を動かす機会があり筋力もまだ維持できていましたが、年数が経つにつれ運動する機会は徐々に減少…。
年数とともに以前の腰を傷めていたところが疼く機会も増えてきました。

筋力の低下と共に筋力が弱いところ、そしてそれを代償するように負担がかかりすぎてしまっているところという状態になり、腰に痛みを感じるようになりました。
傷めた当初は捻った症状でしたが、今度出てきた痛みは負担の蓄積と、お腹の筋力が弱くなったことが影響として腰の痛みへとつながりました。


「20代前半でこのままではマズイ!」と思い、そこから日々のトレーニングをするように!

なので私は若いからといって油断しないようにして、朝の30分早起きしてトレーニングをしています。
ただし楽しいわけではありません。
どちらかと言うと「しんどくて、面倒くさいーーーー!!」と思うことの方が多いです笑

でもやらないと腰が痛くなるし、お腹が出てくるのでやるのです!


だからこそ自分でやるトレーニングやケアを続けるのが大変なのも分かるし、逆にやれば良くなるということも知っています^^

産後の方で、
「時間を作るのが難しい」
「子どもと一緒に寝ちゃう」

生活背景を想像すると、この気持ちがすごく分かります。
私1人の時でさえできない日が続いたこともあったのに、自分以外のことよりも優先にしなくてはいけないことがあると思うと、より大変だろうなと感じます。

私は教える立場として、症状に対して「日常生活のこの動きを気をつけましょう」「このトレーニングやストレッチをすれば良くなります」といったことを伝えるのも大切にしていますが、
頼ってくれる方の生活背景や考えも大切にして、寄り添える姿勢も忘れないようにしたいと思っています^^


トキまち整体では、こういった自分の考えをより濃くして提供できたらと考えています!
今回もブログを見ていただいてありがとうございました^^


トキまち整体
新潟県新潟市内 2022年4月にオープン予定
代表 庭野遥佑

LINEでのご相談もお待ちしております^^


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産前産後を専門とする整体院。医療国家資格と尿失禁ケアセラピスト認定を所有する専門家。前職で培った技術と経験により産前産後に始まる”痛み”の解消を得意している。 プライベートでは5月に第一子が産まれて、新米パパになりました。