学生の時に経験したギックリ腰

以前のブログでお伝えした私がぎっくり腰になったときにやってしまった経験についてお話ししたいと思います^^

ぎっくり腰になってしまったのは私が専門学生1年になったときです。
友人と一緒にスノーボードに行った時ですが、
「滑って転んでを繰り返して慣れれば滑れるようになる!」
という、なんとも言えないアドバイスをもとに何度も何度も滑って転んでを繰り返しました。

後半では勾配の強いところを滑ろうとしたら、そこで勢いよく転んでしまってその時に”グキッ”っと腰を傷めてしまったのです。

先ほども書いた通りその時は、専門学生の1年目。
まだまだ知識は浅く、自分で原因が分かる状態ではありません。

なので当時の学校の先生に「これってどういう症状でしょうか?」と聞いたところ、
「自分で調べろ」
と、厳しいお言葉をいただきました笑

その時は先生に言われたということよりも、そんなことを言われて結局何もできないない自分に悔しさとイラ立ちがあったのを覚えてます。
”なんで筋肉とかの勉強をしているのに分からないんだろう”
”なんで自分のことなのに何も分からないんだろう”
そんな風に感じました。

『もう自分でやるしかない!!』
そう思い、片っ端から教科書を広げて調べたり、ネットで情報収集をしたりして原因を突き詰めました!

そしてたどり着いた答えが、
”ぎっくり腰の原因はお腹の弱さから”
”腹筋をすることで筋力がついて腰の負担が減ります”


「なるほど!多少痛くても腹筋をすればいいのか!」
そこからはネットで腹筋を調べて、学生の頃によくやっていた上体起こしの腹筋をやったり、体を捻ったりするような腹筋をしたりしました。

しかしやればやるほど腰の痛みは悪化…
1週間くらい自己流で腹筋を続けていたのですが、時間の経過とともに痛みが強くなってくるし、授業を受けている時も痛みが出るほどでした。
そしてついに私は「ほんとに大丈夫か?」と不安になり、整形に受診。
友人には気合いで治せと言われましたが、行って正解でした笑

整形の先生からはコルセットをつけることと、腹筋はしないで安静にしていて下さい、という指示をいただきました。
今考えると当初の腰の痛みは、無理やり捻ってしまったことで発症した痛みだったので、肉離れに近い腰痛だっただろうなと。
同じ腰痛でも、運動や体を無理に動かして発症する痛みと、姿勢の影響やお腹の筋力の弱さで発症する痛みでは、それぞれアプローチの仕方が異なります。


知識が乏しい頃に経験した私のぎっくり腰は、今ではとても大切な経験値として生かされています。
これが知識がある今だったら、傷めたきっかけ、どの動きで痛みが出るか、何をしなければいけないかということがある程度は分かってしまうからです。


原因が分からなければ整形外科や接骨院に頼るか、まずは自分で調べて色々やってみるかと思います。
ネット社会だからこそ調べればほしい情報はすぐに手に入れることができますが、情報量が多すぎて「これだ」と思った情報でも、実は全然違う情報ということもあり得ます。
学生の時の私みたいに笑

情報の取捨選択はとても重要です。
私たちでも体に痛みが出てしまった場合、自分では対処できない場合の方の方が多いです。
今だからこそより実感しますが、頼れる時には専門家に頼った方がいいなと感じました。

逆にこれは先生としての立場だからこそ言えることなのですが、
客観的に見るからこそ、分かってくることもたくさんです!
痛みが出ているところのポイント、痛みの出ている組織がどうなっているか、可動域などの検査や必要性を見て整形外科テストなどを行うことができます。

セルフケアで落ち着く痛みもありますが、専門家に頼った方が良い痛みもあるんだ!ということはぜひ知ってもらえたらなと思います^^


今回は自分の失敗談も交えてブログを書かせていただきました!

過去の傷めたところが再発しないように、今日も日々のトレーニングを大切に頑張っていきたいと思います!

最後までありがとうございました^^


トキまち整体
新潟県新潟市内 2022年4月にオープン予定
代表 庭野遥佑

LINEでのご相談もお待ちしております^^


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産前産後を専門とする整体院。医療国家資格と尿失禁ケアセラピスト認定を所有する専門家。前職で培った技術と経験により産前産後に始まる”痛み”の解消を得意している。 プライベートでは5月に第一子が産まれて、新米パパになりました。