自律神経の考え方
コロナの感染が広がってからもう1年以上経ちました。
今私が勤務している職場では、ここ1年で自律神経の症状を訴えて来院する方が多くなっています。
- 最近寝付きが悪くなりました
- トイレ以外で起きてしまう機会が増えました
- 体が緊張しているせいか呼吸が浅い気がします
- めまいや頭痛が多くなりした
- 何もないのに急に不安感が襲ってくることがあります
などなど
これ以外にも様々な訴えが…。
自律神経症状には様々なパターンがあるので、人によっては自律神経とは別の症状が隠れている場合もあります。
なので、自律神経症状を訴えて来院された方もすぐには自律神経症状と判断はせずに、細かく具体的に話を聞いた上で、こちらも考えられることをお話させていただいています。
自律神経症状が出てくる前は、
- 大きなストレスがかかる(社会的、環境的、心理的など様々
- 本人が自覚しない小さなストレスが続いている
- 姿勢の影響で浅い呼吸が続いている など
そして意外と多いのが、一通りお話を聞かせていただいた最後の方で
「先生、これは関係ないと思いますが…」
と、
本人が「これは違うだろうな」と思っていることが、実は自律神経症状と大きく関わっている場合もあります。
もし病院や整体院に行ったときに、これは自律神経と関係ないかな?と思っていても、念のために伝えてください。
半信半疑のことを伝えるのは勇気がいることですが、それがきっかけで先生の今後の伝える内容も変わってくる場合があります。
ちなみに私は最後の一言がきっかけで、伝える内容が変わったことは何度かあります^^
自律神経の治療は様々です。心療内科にてカウンセリングを行い薬の処方。他にも漢方治療や、整骨院や鍼灸院などでは鍼やお灸をメインとして行っているところなど、いく場所によって独自の治療方法があります。
私の勤務先でも症状によっては鍼治療などもやっていますが、ほとんどの方は鍼治療は行っていません。
私が自律神経の治療で大切にしていることは、
- 一番ネックとなっている要因の追求
- 正しい呼吸の誘導
そして
- それらをすべて受け入れてもらい、本人に自覚してもらうこと です。
以前のブログで「副交感神経を働かせる方法について」をお伝えすると書きましたが、
先に、私が自律神経で大切にしている考え方をお伝えさせていただきました!
今後、私が今まで見てきた様々な自律神経についてお話を絡ませて、ブログでお伝えしていきたいなと思っています!
トキまち 庭野遥佑
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