「なんで痛くなったの？」妊娠後期から始まった股関節の痛み

妊娠中から産後にかけて股関節の痛みに悩まされいないでしょうか？

多くの方は股関節の付け根が痛いという風に表現をされる方が多く
寝ている状態から起き上がったり、
歩き出す時に痛みを感じたりすることがあると言われています。

傷めた記憶はないけど急に痛み始めたという股関節の痛みは
実は妊娠中のある癖が原因となって股関節に強い痛みとして残っていることがあるのです。

今回のブログ妊娠中から始まった股関節の痛みについてお話をしていきます！

股関節の痛みに悩んでいる方はぜひ見てください！

きっかけがない股関節の痛み

股関節の痛みを確認するために質問をします。

妊娠中に始まった痛みは原因がはっきりとせずに
ご本人の中では股関節に負担をかけた覚えはないと話される方が多いです。

しかし痛みが出るのには必ずきっかけがあるはずです。

もしご自覚できるきっかけがない場合は質問を変えます。

質問内容を変えたことで、こういった返答が。

妊娠後期から始まった股関節の痛みを確認していくと、
お腹が大きくなってきたことで横向きで寝ることが増えたという環境の変化が起こることがあります。

妊娠後期に考えられること

妊娠後期に仰向けで寝てしまうと、胎児の重さによって
血圧低下を引き起こしてしまうことがあります。（仰臥位性低血圧症候群）

そのため多くの方は寝るときの姿勢は、横向きになって過ごすことが増えます（とくに右上横向き）

妊娠後期には仰向け姿勢になることで、このようなリスクも増えます。

横向き姿勢自体には問題がないのですが、
横向き姿勢になっている時にクッションなどを使っているか使っていないかが股関節にかかる負担が変わってくるのです

出産後から痛みが落ち着いてくる理由とは

このようなパターンで痛みが出てくる場合、
痛みはまだあるけれど妊娠中よりも落ち着いてきたということが多いです。

その理由は

”仰向け姿勢が取れるようになってきた”

ということが関係してきます。

クッションなどを使わずに横向き姿勢が続いてたことで股関節は内側捻るような姿勢となって
股関節の付け根につながる筋肉に負担が出ていました。

しかしまた以前のような仰向け姿勢が取れるようになったことで、
股関節は緊張感が少ないフラットな姿勢が取れるようになって痛みの軽減と繋がっています。

これが

「痛みはまだあるけれど、妊娠中よりも落ち着いてきています」

という言葉につながっているのです。

痛みを落ち着かせる２つの方法

股関節の痛みを落ち着かせるには日頃から負担を溜めないようにするか、
ケアをして負担を軽減させるかの方法があります。

負担を溜めないようにクッションを使う

お腹が大きくなると仰向けから横向きになることが自然と増えるかと思います。

横向き姿勢が悪いわけではなく、
横向き姿勢になった時に負担の少ないポジションを作れるかどうかが重要になってきます。

このように横向きが増える妊娠中から対策しておくことで、股関節の痛みが出るのを抑える効果があります！

痛みが出てからは横向きの時間を減らしたり、クッションを使うようにしてもらうのを続けながら
痛みが出ない程度にゆるーくストレッチもおすすめです。

股関節のゆるーいストレッチ

出産後は横向き姿勢が減ることで痛みが落ちついてくるとはいえご自身でできるケアもしていきたいと思います。

今回のパターンで痛みが出ている時は、筋肉が緊張しているため痛みが出てきていることと、
産後すぐということもあるのでゆるーくストレッチを行いましょう

痛みが出ない程度に程よく筋肉を動かすことで、緊張している筋肉が緩みやすくなってきます

お時間ある時にぜひ！

まとめ

今回は妊娠中から産後にかけて出やすい股関節の痛みについてブログで書かせていただきました。

そして痛みが出たタイミングが、

そのようなパターンで痛みが出ている場合は今回の症状が考えられるかもしれません。

負担の減らす方法やケアを試してみて、それでも変化が出ない場合は、一度ご相談してください＾＾

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