産後の骨盤ベルトはいつまで着けている?

骨盤ベルトは長い期間使い続けると、お腹や骨盤周りの悩みにつながる原因なることがあります。

スタイル改善のために!と、骨盤ベルトをつけ続けていても、スタイルは改善されないままと悩まされる方も大勢います。

今回は骨盤ベルトの使うタイミングと、外すタイミングについてブログでお伝えします!

骨盤ベルトの役割

骨盤ベルトは、ホルモンの影響や支える筋力が弱くなった影響で不安定になった骨盤を外部からサポートする役割があります。

外部からサポートしてあげることで、本来の安定感を取り戻し、痛みや骨盤のグラグラを抑えます。

以前にも骨盤ベルトの役割や、デメリットについて書いたことがあります。
ぜひご覧ください。

グラグラ感、痛みがなかったら外す

自覚症状がなくなったら骨盤ベルトは外してもいいと思っています。

ただし
「出産後から骨盤のグラグラする」「腰の痛みがある

そういった症状が出ている場合は骨盤ベルトを巻いていた方が症状は安定することが多いです。

骨盤の不安定感や、腰痛、骨盤周りの痛みといった自覚症状は個人差があります。
人によっては半年以上経っていても、骨盤のグラグラ感が続くという方もいます。

産後の骨盤周りの症状は、骨盤の支えが少なくことによって症状が出ることが多く、自覚的に感じることも多いです。

「自覚症状の有無」

このことを一つ基準にしてみて骨盤ベルトの外すタイミングを考えてみてください。

骨盤ベルトで骨盤は閉じる?

骨盤ベルトを着け続けても骨盤が閉じることはありません。
むしろ長い目で見ると「広げる」原因にもなりかねません。

本来骨盤は頑丈な靭帯でがっちりと固められていて、お腹や骨盤底筋といった筋肉で支えられて安定をしています。

しかし、妊娠中〜産後はホルモンの影響で靭帯は緩みやすくなっているのと、姿勢の影響で筋肉は使いづらくなってしまいます。

ホルモンの影響や、筋肉が使いづらくなって自覚症状が出ている間は骨盤ベルトに頼るべきですが、骨盤ベルトを長い期間使い続けると本来は筋肉で支えるはずが、その役割を骨盤ベルトが担ってしまいます。

役割がなくなった筋肉は、「僕たち必要ないんだ」と勘違いをして、産後もお腹の筋肉が使いづらい原因につながってしまうのです。

支えがない骨盤は不安定感が続いたり、症状が出やすくなったりする原因に。
場合によっては骨盤のひらきとして気になる場合もあります。

スタイル改善するならベルトは外そう!

スタイル改善をするためでしたら骨盤ベルトをして引き締めるのではなく、体に合わせたトレーニングや、ストレッチなどをすることをオススメします。

”固まった筋肉はストレッチで伸ばしてあげる”
”弱くなった筋肉はトレーニングで鍛えてあげる”

こういう意識を心がけることで、骨盤周りの筋力が支えとして働きやすくなって結果として骨盤周りの悩みを解消する手助けともなります。

自覚症状がなく、骨盤を引き締めるため!
と思って骨盤ベルトをしている方は、勇気を出して外してみましょう!

まとめ

今回は産後の骨盤ベルトについて書かせていただきました!

盤ベルトは産後にとても大切なものになりますが、目的と間違えてしまうと悩みの原因になってしまうことがあります。

骨盤ベルトをつけた方がいい、外した方がいいのタイミングは「自覚症状」で判断すると分かりやすいと思います。

骨盤ベルトのつけ外しで悩まれている方は参考にしてみてください。

ご自身では判断が難しい方や、骨盤の状態を一度確認してもらいたいという方はぜひご相談をしてください^^

骨盤ベルトを持ってきていただければ、正しい位置での付け方などもご説明をさせていただきます!


トキまち整体 代表 庭野遥佑

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産前産後を専門とする整体院。医療国家資格と尿失禁ケアセラピスト認定を所有する専門家。前職で培った技術と経験により産前産後に始まる”痛み”の解消を得意している。 プライベートでは5月に第一子が産まれて、新米パパになりました。