理解をされにくい自律神経の悩み

自律神経の悩みで大切なのは、理解してくれそうな人に相談することです。
「この人なら信用できる」その感情が出てくることがとても大切になります。

前回は『身体に現れる不調』について書かせていただいて、私のギックリ腰をした体験談などもお話しました！
そこでお伝えしたのが「人に頼る」ということ。

そして今日お伝えしいたことは前回もチラッとお伝えした
「経験したことない人には痛みや感情を理解されにくい」ということです。

もしまだ見ていない方はぜひ見てみてください！

自律神経の乱れによって現れる身体の不調

1. 周りは理解してくれない
2. 相談のしにくい「自律神経の乱れによる不調」
3. 相談できないのはなぜか？
4. まとめ

周りは理解してくれない

ギックリ腰についてお話させていただきましたが、ギックリ腰を経験したのは学生の時になるので、腰の痛みを経験したことある人は周りにほとんどいませんでした。

私が恐る恐る動く姿や、
振り向くときにゆっくり振り向く姿
そして面白がってちょっかいを出してくる友人も

本当に痛いことを伝えても、

「そんな大袈裟にするなよ〜」
「気合の問題！」
「実際そんな痛くないでしょ？笑」

私の周りが特殊なのか？
冷たい人しかいない！！
と思うくらい、同情してくれる人がいなかったです

しかし整骨院で勤め、色々な人から話を聞くと多くの人が私と同じような経験をしていました。
経験したことない人は理解をしにくいか、理解ができないんだなと分かりました。

これが目に見える怪我とかなら「大丈夫かな？」と思ってもらえるかもしれないですが、自分が経験したことないことや、目に見えない症状や不調というのは、理解をされることが少ないです。

原因がハッキリとしない自律神経の乱れで出る不調はまさにその一つだと思っています。

相談のしにくい「自律神経の乱れによる不調」

自律神経の不調で悩む方の多くは「相談をしない」という選択が多く、自分でなんとかしようとする方が多い印象があります。
そしてどうしてもという場合に施設に相談することが多いとのこと。

私も多くの方に関わらせていただく中で分かってきたことが、先ほどもお話した

「理解をされにくい」

ということ。

そして中には

「理解されようとも思っていない」
「相談するのが怖い」

とお話される方もいます。

理解されないって正直すごく辛いです。

ギックリ腰でお話をしましたが、私は本当に痛みが辛くて病院行こうという選択肢をとって、
痛みを抑える方法を知ったのは運が良かったなと思いました。

それは症状の原因が分かって、対処法を教えてもらえたからです。

相談できないのはなぜか？

私は自律神経による不調は相談がしづらいとお伝えしています。

それでも私が産前産後のメニューに「自律神経ケア」を載せているのは、
原因がハッキリとしない不調で悩んでいる人はたくさんいて、
どこで相談すればいいか迷っている人はいると思っているからです。

特に産後は、妊娠中から出産にかけての体への負担、回復に向かっていく過程で起こるホルモンバランスの急激な変化。
そして妊娠前とは違う育児や生活周りといった環境の変化は、自律神経に与える影響はとても大きいです。

このタイミングで自律神経の乱れによって起こる、身体の面や気持ちの面で出てくる不調は、多くの産後の方にとっての悩みかと思います。

妊娠中や出産後に起こった骨盤の歪みや、腰の痛みは「骨盤矯正」という言葉はありますが、
原因がハッキリとしない不調はどうするのか？
我慢するしかないのか？

調べてもそういった場所はあまり出てきません。
調べると不調や原因がハッキリしない症状といった”抽象的な言葉”は出てきますが、

自分自身が本当に頼っていい場所なのか？
ここに相談をしてもいいのか？

というのは、悩みを抱えている方も分からなくなってしまうかと思います。

自律神経の乱れで起こる不調は
原因がハッキリとしない不調と言われる分、なかなか伝わるような言葉が見つからないのかな？と感じます。